20年使ったキャリアを解約?スマホ代見直しの衝撃
動画を観ながら、今僕ができることを探していきました。
「住宅ローンという重荷を、どうやって軽くしていくか」
家づくりと同時に、僕はもう一つの大きな課題に取り組んでいくことになります。両学長の発信は、これまでの人生で考えたこともないことばかりでした。
まずは、携帯電話(スマホ)の見直し。
「スマホのキャリアを変える……?? 20年も利用してきたキャリアを変えるなんて、そんなの無理だ!」
最初は本気でそう思っていました。数年前に「格安SIM」という言葉があることは知っていましたし、職場の先輩からも「携帯料金が安くなるから」と勧められたことがありました。
ですが、当時の僕は「無理です。ないです」と即答。
その理由は、趣味の登山でした。山では電波が届かない場所がたくさんあります。その経験から、僕が当時使っていたキャリアが「一番山で繋がりやすい」と信じ切っていたからです。山で繋がらない場所を自分から増やすなんて絶対にできない!そう思って今までやってきました。
しかし……両学長が言っているじゃないか!両学長が!!
僕は覚悟を決め、初めて長年使ったキャリアを変えました。
結果——なんともありませんでした。
毎週のように山に出かけていた僕ですが、子供も生まれ、家を建て始めた今、登山自体に行く機会が減っていました。
それにむしろ、電波が繋がらない場所があることが、逆に山の良さを深く感じさせてくれるようになったのです。動画を見るより目の前の景色、メールチェックより出会った人との会話。山に行く回数は減ったものの、むしろ以前より楽しくなっているじゃないか!
そして肝心の携帯料金は、毎月11,000円台からなんと2,000円台へ!
毎月約9,000円の削減、年間で約108,000円も浮く計算です。
前のキャリアに20年間もボッタクられていたような気分になり、逆に腹が立ってきたほどでした(あの時教えてくれた先輩、本当にごめんなさい。人の言うことは聞くものですね!)。
地方銀行からネット銀行へ。奪われていた「時間」を取り戻す
社会人になった頃からずっとお世話になっていた地方銀行。
金利はほとんどつかないけれど、毎月振り込まれる給料をしっかり守ってくれる頼りになる存在でした。振込や窓口での各種手続きに時間はかかるけれど、「それはみんな同じ。銀行員さんも一生懸命仕事をしてくれているんだから」と思っていました。
ですが、両学長は教えてくれました。ネット銀行は店舗がなく対応してくれるお姉さんもいない分、人件費などのコストが削られている。地銀からネット銀行に変えたほうが手数料が安くなり、時間も節約できるのだと。
「ネット銀行なんて実店舗がないから実態がない感じで怖い!お姉さんがいなかったら、もしもの時に誰に聞けばいいんだ!」
そう思いつつも……両学長が言っているじゃないか!両学長が!!
僕は長年使った地銀を解約し、ネット銀行を開設しました。
結果——超便利。
コンビニに行けばスマホだけで現金を振り出せるし、振り込みなんて24時間いつでもスマホでホイッ!と完了。残高や入金確認も、したい時に一瞬で確認できます。
これでどれだけの時間を節約できたか。地銀には悪いですが、今までどれだけ僕の時間を奪っていたんだと思ってしまいました。
聖域「貯蓄型保険」の解約。手元に戻ってきた450万円
そして、クレジットカードの選別と、保険の見直し。
最初は僕の両親がかけ始めてくれた養老保険。いわゆる「貯蓄型保険」です。社会人になると同時にそれを引き継ぎ、気づけば20年。
「保険は大事」と聞かされ、それを疑わずに信じて生きてきました。45歳満期、それまでは何があるかわからないから、絶対にこれだけは続けなければ!と思っていました。
ですが、両学長のお言葉はその「聖域」にまで踏み込んできました。
「毒キノコ(貯蓄型保険)は食べちゃダメ!」と。
45歳満期まで、あとわずか4年。悩み抜いた末、僕は保険を解約しました。
しかし!これが僕の人生を変えたと言ってもいいほど効いたのです!
これまでの積み立てで、解約返戻金として450万円が戻ってきました(満期なら500万円でした)。ちょうど自分の貯金額の低さに途方に暮れ始めていた時期。一気に我が家の貯金は700万円近くになりました。
手元のお金が増えたというだけで、これほど安心できるのかと、僕は少しホッとしました。
とはいえ、ここは毒キノコと言われつつも保険屋さんにも感謝でした。もしこの保険に入っていなかったら、このお金も全部趣味(登山など)に消えていたかもしれません……。
あざっす!保険屋さん!
とにかく、戻ってきたこのお金は「生き金」にしていくぞ!と心に誓いました。
「家計の見直し」「夢の家づくり」の矛盾
一方で、家づくりの方はというと、担当の営業さんと週1ペースで打ち合わせを重ねていました。
「3,000万円以内で、まだ大丈夫ですかね……?」
これが僕の常套句でした。
「計算してみないとわかりませんが、多分大丈夫ですよ〜」
営業さんのその言葉に毎回安心し、削られるどころか増えていく家へのこだわりたち。予算内で大丈夫と言われれば、ついつい気が大きくなってしまいます。
夜な夜なPinterestを見ては「これもおしゃれだな……」と悩む日々。人間とは本当に弱い生き物ですね。
週1回のペースで対面での話し合い、その間もLINEでひっきりなしにやり取り。「思いついた間取り」や「憧れのキッチン」の写真を次々と送信していきました。
こうして僕は、「家計の猛烈な見直し」と「夢の家づくりの暴走」という、とんでもない矛盾を抱えることになりました。
貯蓄は増やしたい。
でも家には妥協したくない。
……かなり無茶苦茶(笑)
そしてここから、長い奮闘の日々が続きます。
